未経験からプログラマーを目指す、アラサーのみなさん、こんぬづわ。
今回から2回に分けて、「プログラマ35歳定年説」について思うことを書きます。
この言葉、聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。
皆さん今何歳ですか?
ブッシュからスティック。 ヤブから棒な質問です。
このブログを読んでくれている、ということは、30歳手前なのでしょうか?
冒頭の「プログラマ35歳定年説」を真に受けるなら、仮に今30歳なら、あと五年しか働けないことになりますね。
自分は2013年12月時点で31歳なので、あと4年しか働けませんね;
いま就職しても、あと5年ちょっとしか働けないの・・・?
長く働けないから、無理じゃん!!若いほうが有利じゃん!!
わかります、その嘆き。
でも、大体どの業界でも若いほうが有利だから、そこは気にしないで。
あきらめないで。(真矢みき)
どこから出てきたのか、35歳定年説。
実は、IT業界には35歳までしかプログラマに採用してはいけない、35歳になると会社をやめなくてはならず、また、35歳を超えると、プログラマとしての就職もできないという暗黙の規定が・・・あるわけない。
35歳を過ぎるととたんに体力が落ちるので、徹夜が出来ないから?
いや、ずっと徹夜してるプログラマって、一握りだと思うんですよね。
そもそも徹夜するようなプロジェクトって、ヤバイんだけども。
35歳過ぎたらプログラムに触らせてもらえない?そんなことないですよ。
いま自分の働いている会社では、40歳超えてもプログラミングをしている人がいます。
業界的な取り決めがあるわけではないんですな・・・?
■ じゃあなんなの?「プログラマ35歳定年説」って
なんなのでしょうか・・・。
ここでお知らせします、わたくし、「プログラマ35歳定年説」をテーマに、記事を書いているにもかかわらず、やんわりとしか掴んでおりません。
しかも、人によって、この「35歳定年説」は解釈が変わるみたいです。
よって、あくまで自分の考えるところになりますが・・・「35歳『定年』説」というのは、実は「プログラマ35歳『卒業』説」ということだと思っております。
卒業・・・クビ?
アイドルが普通の女の子にもどるのとは違いますからね。
何が言いたいのかというと、「プログラミングだけ」をずっとやれるのは、35歳くらいが限界なんじゃないか、ということです。
経験を積んだら次の段階にステップアップ。
35歳ともなれば、それなりの期間、「現場」で「自分のスキル」を武器に戦って来たわけです。
ゲームで言えば、レベルもちょうど年齢と同じくらいでしょう。
そろそろ、ダーマの神殿に言って、職業を変えてもいいころです。
・・・っと、職業を変える、というのは、また転職しろ、ということではないです。
(なんだかわかりにくいですが)
「プログラミング」の知識を活かして、プログラミング以外の別の仕事をしなさい、ということ。
マネージャーとして、教育係として。
35歳までに培ったプログラマの経験は、一朝一夕で身につくものではないです。
プログラミングのスキルだけであれば、センスでどうにかなるかもしれませんが、修羅場のくぐり抜け方、なんてのは自分で身を持って苦しまないとわからないもんですし。お寿司。
継続は力なり、やっぱり「経験」は大事だ。
未経験でプログラマ・・・ってブログなのに、なんだか支離滅裂(笑)
あ、でもこれ、「35歳」になったときの話なんで。
無事にプログラマに転職して、数年後の自分を考えてみましょう。
28歳でプログラマに転職し、年齢も経験も積み重ねたあなた。
もうかつての自分とは違います。
ひと通りのことはこなせるでしょう。
顧客との関係も築けたでしょう。
あるいは顧客を失ったこともあるでしょう。
社内でも、あなた宛にかかってくる電話が増えたり、あなたにしか出来ない仕事があるはずです。
後輩社員は何人いますか・・・?
入社したての頃とは、まるっきり、自分も環境も変わっていますね。
そうなると、自然と、「プログラミングのみをやっていればいい」フェーズは終了するはず。
プログラマとしての経験をもとに、セールスエンジニアや、はたまた、後進の育成、マネジメントといった、これまでとは違う仕事をし始めるようになります。
(余程の暗黒企業で捨て駒のように扱われない限り)
もはや純粋にプログラミングだけをやる「プログラマ」という枠ではくくれなくなりますね。
いや、「プログラミングだけ」をやりたくても、周りの環境がそれを許してくれないでしょう。
(余程の暗黒企業で捨て駒のように扱われない限り。2回目)
以上のことから、プログラマを引退するのではなく、プログラムばっかり続けていられなくなるのでは?というのが今のところの、自分の解釈です。(まだ31ですので。)
次回に続きます。