WEBプログラマーとして転職するなら、「就職先」がなければお話にならない。
じゃあ、その就職先の情報、つまり求人情報はどこから見つけてくるのがいいのだろうか?
すごく大雑把にわけると。
1.ハローワークで求人情報を集める。
2.ハローワーク以外の求人サイトや情報を集める。
3.求人情報誌で集める。
4.コネや口コミ。
5.上記以外の方法。
今回は、「ハローワークで求人情報を集める」について書きます。
ハローワークにWEBプログラマー求人はあるか?
ハローワーク、つまり公共職業安定所に求人情報を求める場合、実際に各地の役所に赴くか、インターネットサービスから探すことになる。
僕がハローワークでWEBプログラマーの職種を探した時期は、リーマン・ショックから時間が経っていなかったので、あまり多くなかった・・・と思う。(2010年4月頃)
単純に、「プログラマー」職を探した場合は、それなりにあるのだが、「WEBプログラマー」と条件を指定すると、一気に減る。
また、未経験、実務経験不問という条件を付け加えると、更に減る。
かろうじて残った企業の労働条件を見てみると、労働時間や賃金などでどうしても妥協しなくてはならないことが多く出てきて、とてもではないが応募する気にはならない。
なぜ、ハロワ求人に残念な求人情報があるのか、考える。
ハローワーク。国の職業あっせんをつかさどる場所、であってる?
なのに、なぜこんなに「残念な条件の求人」があるのか。
ネットや、聞いた話をもとに考えてみた結果、その最大の理由がハローワークへの求人情報掲載ハードルが低いから、という結論が出た。
前職で1度、ハローワークに求人広告を出したことがあるのだが、求人にかかる費用は0円だった。
他方、転職サイトであれ、情報誌であれ、情報の掲載にはお金がかかる、または求人応募1件につき○○円という成果報酬型の場合もある。
とにかく、「お金を使って」人材を募集するのだ。
ハローワークは求人情報の掲載にお金がかからない。
資金に余裕のない企業や、入れ替わりの激しい企業にとっては、非常に助かる。
その一方で、資金に余裕がない ⇒ 好き勝手に掲載され、待遇があまりよくない企業も増えがち、というデメリットもある。
ネットでも、ブラック企業が集まりやすい、という情報をよく目にする。
実際に、ブラックかどうかを見分けるのも、簡単ではない。
ただ、メリットがないわけではない。
ハローワークでWEBプログラマー職を探すメリットは?
それはずばり、「雇用型訓練」の求人情報を探すことができること。
詳しくは、下記のページを当たって欲しい。
かいつまんで言うと、「国の就職支援プログラムを利用した求人情報」を探すことが出来るのだ。
応募にはジョブ・カードの利用も必要になるので、ここから先は実際、ハローワークに足を運んで確かめてほしい。
ブラック企業遭遇率を減らすために。
もし、ハローワークで見つけた企業に不安になったなら、社名でググるのもいい。
「○○会社 評判」などのキーワードで検索すれば、大体ヒットする。
その会社のホームページを見てみるのもいい。
情報の真偽については、自分で確かめるほかないが、それでも参考にはできるだろう。
ハローワークと、求人サイト、2つ募集をかけているところもある。
ハローワークと求人サイトで違いがないか、どんな情報が載っているのか、比較してみるといいだろう。