ネットの求人サイトを使おう
未経験からWEBプログラマーへの転職「求人情報はどこで集めるか」 - てんかつ!
前回の記事では、ハローワークで求人情報を集めることについて書きました。
今回は求人サイトでの情報収集について書きます。
既に、そんなことは知ってるよ、という方も多くいると思いますが、サイトでどのようなサービスがあるのか、ちゃんと知っておくと、以外に便利なので、あえて書きたいと思います。
求人サイトと言っても様々。
検索サイトで「求人」と検索してみると、たとえば、マイナビや、リクナビ、エンジャパンなどのサイトがトップに表示されます。
やはり、業界大手の就活、転職活動サイトだけあって、情報量も多いです。
どのようなサービスが受けられるのか?
求人サイトなので、求人情報が無料で検索できるのはもちろんですね。
さらに、ユーザー登録をすることで、大体のサイトでは下記のようなサービスが受けられるようです。
- スカウトサービスの利用
- 新着求人サービスのお知らせ
- 非公開求人情報
スカウトサービスの利用と新着求人サービスのお知らせ
ユーザー登録をする際には、履歴書代わりのデータを登録することができます。
例えば、前職や希望職種は・・・
↑みたいな感じで登録しておくと、採用担当者から、「面接に来て欲しい」ということでメールが届いたりします。
これを、スカウトメールと呼ぶようです。
他にも、登録した職種に関連した新着求人情報があったときに、自動でお知らせメールを配信してくれたりします。
非公開求人情報
この、非公開求人情報というのは、通常の求人検索には表示されない情報のことを指します。
なんだか特別な感じもしますが、「非公開」だから、というだけで、「非公開の求人!特別!」というわけではないようです。
特別ではないけど、非公開の理由というのは、おそらくですが、「公開」にすることで、やたら応募が来たりすると、採用担当が面倒だから、くらいのものではないでしょうか。
もしくは、本当に公開できないような求人情報なのかもしれませんが・・・。
えー、特別じゃないの?がっかりー、となるかもしれませんが、情報が多く提供されることは、悪いことではないので、こちらも利用して貰えればよいかと思います。
求人サイトを選定する。
求人サイト、と検索すると様々なサイトが出てきますが、量が多すぎるので、たとえば、
のように、職種を絞り込むと、その業界に特化した求人情報を扱うサイトが出てきます。
余談ですが、私が転職するときには、某SNSサイトが運営する求人情報サイトを利用しました。
あ、だからといってそれをおススメするわけではありません、あくまで一例ですからね。
業界に特化したサイトは、「求める人材像」がはっきりしてくるため、企業側と、応募者のマッチング率も高いと見られます。
求人サイトを利用するメリット。
前回の記事で、ハローワークで求人検索をする際のメリット、デメリットというのがありました。
求人サイトでのメリット、デメリットを書きます。
求人サイトのメリット
- 企業側が掲載料を払うので、ブラック企業の割合が減る(かも)
- 企業側採用担当と直接やり取りができる。
- 登録しているだけで、情報が送られてくる。
- サイトから複数応募ができる。
- 思い立ったが吉日、スピーディ。
- お金がかからない。
ハローワークに似たところもありますが、とにかく、スピード感と、情報収集力の高さが違いますね。
ハローワークでは、面接するために紹介状をもらったりしなくてはなりません。
しかし、サイトを使えば、複数社への応募も、一瞬で!一括で!できてしまいます。
それと、これは企業側の理由となるのですが、ハローワーク経由の面接で不採用にした場合、企業はその不採用理由をハローワークに伝えなくてはならないため、ちょっと面倒なのです。
しかし、転職サイト経由だと、その義務がない*2ため、面接に行ける確率もあがる気がします。
求人サイトのデメリット
- 応募者多数で書類選考の倍率が上がることも。
- 複数応募できることで、採用側から「本命が他にあるのでは?」と思われることも。
- 求人サイトの掲載情報だけを鵜呑みにするのはNG
- 面接のスケジュール調整などもすべて自分で行う。
- 不採用理由が分からないことがある。
- 情報量が多いため、選別する「目」が必要になる。
求人サイトに公開されているということは、自分以外のだれでも応募できるということ。
ということは、同じ条件での職種を求めている人が多く応募している可能性もあり、その分倍率が上がることも否めません。
一次面接に行くまでの、書類選考のハードルがあがることも考えられます。
また、サイトによっては「一括応募サービス」をしていることもあります。
簡単に複数社へ応募できることから、採用担当者が「興味本位での応募?」と、不安になることも考えられます。
そのほか、掲載情報のみを判断材料として、企業を測ると、入社してから「全然違うじゃん!」となる危険性もあり、検索エンジンや、ときには某巨大掲示板を利用するなど、社風を調べる必要があるかもしれません。
さて、求人サイトについて書いてきました。
ざっと眺めてみると、お手軽に利用できる分、いかに求人情報を整理し、選別するか、自分をマネージメントできるかなど、転職者本人の負担が大きく感じられます。
しかし、情報量はかなり多く、自分の好みにあった職種がみつかりやすいのも大きな魅力です。
まとめ:求人サイトは気軽に応募できる分、戦略的に転職活動をできる人向け。
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追記:求人情報検索時のキーボード操作
検索条件で、例えば、下のような選択肢が出てきた場合、
「ctrlキー」を押しながら選択すると、複数選択することができます。
意外と知らない人が多いので、書いておきました。