てんかつ!

28歳未経験からwebプログラマになった、転職体験記の実践部分をまとめました。笑える転職体験記は、本丸の「まるでちょんまげハリウッド」で。

プログラミングを学ぶために、IT系のスクールに「通わなかった」話。後編

前回のお話。

手に職を!と思い立ち、IT系のスクールに見学に行きました。

そこでは、WEB業界に転職するとはどういうことなのか、そして業界の採用動向がどんなものなのか、という話を聞くことができました。

今回は、その後編。エントリーの主題である「なぜ、スクールに通わなかったのか」というお話。

* カリキュラムに不満あり?

いいえ、そんなことはありません。

通常のプログラミング学習の他、LPICオラクルマスターを目指す、そういうコースも用意されていました。

おそらく、まじめに通ってひと通りの技術を修得することができれば、それなりの促成栽培効果はあるでしょう。

ただし、それがあるからといって、仕事ができるかどうか、業務直結となるかは別物ですが・・・。

じゃあなんで通わなかったの?

理由は大きく分けて2つ。

photo by Krzysztof Pacholak

理由1:授業料が高い。

最初にして最大の理由です。
とにかく高かった。

これから職をやめる人間が、とてもじゃないが手を出せる金額ではありません。

あ、そうそう、3年以上、雇用保険の被保険者であると、確か、資格取得や、教育訓練のための助成金がもらえたような気がします。
せっかくですので、助成金関連のリンクを貼っておきましょう。

教育訓練給付の支給申請手続について

最大で10万円もらえるそうですが、10万もらっても、まだ高い。

それくらい、ITスクールの受講料は高いのです。
ヘタすると、軽自動車買えるくらいです。

理由2:時間が取れない。

よくよく考えると、そもそも通ってる時間がなかったんです。

プログラミングの講義は、一般的なサラリーマンの帰宅時間から始まるものもあれば、土日の時間を使うものもありました。

しかし、土日はボーイスカウト活動に勤しみ、平日もそこまで早く帰れるわけではない。

時間は「作るもの」なんて話を聞きます。

しかし、世の中には大きく分けて二種類の人間、「時間を作れる人間」と、「時間を作れない人間」がいるのです。

自分は後者でした。時間を作れないことに理由なんか・・・ありすぎてここで書くのも馬鹿らしいくらいです。


スクールを否定するつもりはさらさらありませんし、むしろ、今でもお金と時間があれば、通ってみたいとも思うくらいです。

スクールに入って、プログラミングを学んでいれば、もしかしたら今より高給取りになっていたかもしれません。

ただ、そのときの自分が置かれていた状況を考えると・・・。

  1. 通う時間を捻出することが難しい。
  2. 助成金を利用しても、なお高い学費。
  3. 通ったからといって、マスターできる保証はない。
  4. 通いだすと、終わるまではやめられない。(受講料がもったいない)

転職に向けて、お金を節約したかった自分。
15万くらいなら、頑張って出そうかな、とか思っていましたが、甘かった・・・。
はるかに高かった。

すぐにでも転職をしたい!という人や、使える時間が限られている人にはスクールでプログラミングを学ぶのは難しいのかもしれません。*1

結局、今の会社に採用されるまで、お金をかけて、プログラミングを教わりに行くことはありませんでした。

*1:ネット環境を使ったe-ラーニングを使えば、時間だけは節約できたかもしれませんね。