前回のお話。
手に職を!と思い立ち、IT系のスクールに見学に行きました。
そこでは、WEB業界に転職するとはどういうことなのか、そして業界の採用動向がどんなものなのか、という話を聞くことができました。
今回は、その後編。エントリーの主題である「なぜ、スクールに通わなかったのか」というお話。
* カリキュラムに不満あり?
いいえ、そんなことはありません。
通常のプログラミング学習の他、LPICやオラクルマスターを目指す、そういうコースも用意されていました。
おそらく、まじめに通ってひと通りの技術を修得することができれば、それなりの促成栽培効果はあるでしょう。
ただし、それがあるからといって、仕事ができるかどうか、業務直結となるかは別物ですが・・・。
じゃあなんで通わなかったの?
理由1:授業料が高い。
最初にして最大の理由です。
とにかく高かった。
これから職をやめる人間が、とてもじゃないが手を出せる金額ではありません。
あ、そうそう、3年以上、雇用保険の被保険者であると、確か、資格取得や、教育訓練のための助成金がもらえたような気がします。
せっかくですので、助成金関連のリンクを貼っておきましょう。
最大で10万円もらえるそうですが、10万もらっても、まだ高い。
それくらい、ITスクールの受講料は高いのです。
ヘタすると、軽自動車買えるくらいです。
理由2:時間が取れない。
よくよく考えると、そもそも通ってる時間がなかったんです。
プログラミングの講義は、一般的なサラリーマンの帰宅時間から始まるものもあれば、土日の時間を使うものもありました。
しかし、土日はボーイスカウト活動に勤しみ、平日もそこまで早く帰れるわけではない。
時間は「作るもの」なんて話を聞きます。
しかし、世の中には大きく分けて二種類の人間、「時間を作れる人間」と、「時間を作れない人間」がいるのです。
自分は後者でした。時間を作れないことに理由なんか・・・ありすぎてここで書くのも馬鹿らしいくらいです。
スクールを否定するつもりはさらさらありませんし、むしろ、今でもお金と時間があれば、通ってみたいとも思うくらいです。
スクールに入って、プログラミングを学んでいれば、もしかしたら今より高給取りになっていたかもしれません。
ただ、そのときの自分が置かれていた状況を考えると・・・。
- 通う時間を捻出することが難しい。
- 助成金を利用しても、なお高い学費。
- 通ったからといって、マスターできる保証はない。
- 通いだすと、終わるまではやめられない。(受講料がもったいない)
転職に向けて、お金を節約したかった自分。
15万くらいなら、頑張って出そうかな、とか思っていましたが、甘かった・・・。
はるかに高かった。
すぐにでも転職をしたい!という人や、使える時間が限られている人にはスクールでプログラミングを学ぶのは難しいのかもしれません。*1
結局、今の会社に採用されるまで、お金をかけて、プログラミングを教わりに行くことはありませんでした。
*1:ネット環境を使ったe-ラーニングを使えば、時間だけは節約できたかもしれませんね。